がんばれぴっかりちゃん

私の育った町では、毎年6月にほたる祭が開催されます。
そう。蛍がいる町なのデス。

子どもの頃は、蛍？ ふーん、べつにぃ。というかんじでした。
でも何十年か経った今では、
自然環境の変化か、ロハス的な風潮のせいか、単に年をとったからなのか、
蛍が見られるなんて素晴らしいところではないか!
と思えるようになりました。

実家周辺では、歩く人に会うことがほとんどないのでその閑散ぶりには驚きますが、
お祭りのメインストリートには出店もたくさんあって、ちゃんと賑わっていました。
最近の屋台は目新しいものがあるなあと、見て回っていると
町のキャラクター、「ぴっかりちゃん」のグッズを売っているコーナーを見つけました。
でも、そのコーナー、小さすぎる。
目立たなすぎる。ほそぼそとしすぎてやしないか？

ぴっかりちゃんが誕生して、早や何年。
人気は低下してしまったのか！ （いや、もともと人気はあったのか？）
と思いつつ、商品の並んだテーブルの上をじっくりと見ていると、
ぬいぐるみやシールの他に、きりたんぽやバームクーヘンまで売っています。
お。意外。そんな商品展開？ でもなぜ、この町にきりたんぽか。
と尋ねたら、それはぴっかりちゃんとは関係ない東北支援のための商品でした。
なんと。
それなら、とバームクーヘンを買ったら、
「じゃあ！ これ、どうぞ!」と、ぴっかりちゃんストラップをくれました。
「これも持ってって！」と、うちわももらいました。
気前いいなあ。そんなにうれしくなるほど久々の客だったのかなあ。
もっと大々的に、目立つように売ればいいのに〜、と思います。



じゃーん。これがぴっかりちゃんストラップデス！
刈上げ風の後ろ姿もいたいけ。暗闇で光るお尻。

携帯にストラップはつけない派だったのですが、
せっかくなので、つけました。
蛍光ピンクのヒモもひときわイカスぜ。